↓以下、映画『ルックバック』の感想
(ちょっとネタバレあるため閲覧注意!!)
観終わった直後はもうなんだか、
ただただ「ありがとう」って言葉しか出なかった
久々に、映画っていうのは
音と映像を楽しむものだっていうことを思い出させてくれた
アニメーションでやる分、映像で魅せるのは
実写よりはるかに手間がかかるはずなのに
一切手抜きを感じさせなかった
なんだか自分が大切にしているものを
すごく丁寧に扱ってもらったような感覚。
内容については、セリフもほとんど変更なくて
すごく原作に忠実に作られていたのでうれしかった
あの日藤野が京本と出会わなくても、
いずれにしろ京本は部屋を出て美大へ行ったし、
藤野も結局描くことをやめられなかった
それが救いであり、呪いでもあるように感じられた。
演出も相まって、ものすごく切なかった
すべての場面がとても美しかったから、
サントラとか設定画集とか出たら買いたいなぁ
何度でも観返したい映画だった