絵の上達方法についての持論。
よく、「一枚の絵をセルフボツするのではなくすべてをちゃんと仕上げろ」という話を聞くけれど
私にはこれは当てはまっていないというか
ちょっと言葉が足りないというか。
重要なのは一枚をきちんと一つ一つ仕上げるというより
ラフとか下書きといわれる段階でとことん、「この絵を仕上げたい！」と思えるレベルまで描くことだと思う
ラフというのは設計図だから
設計図が欠陥だらけなのに立派な家が建つことがないのと同じように
ダメなラフに色を塗ろうがたくさん描き込みしようが良くなることなんてない
だから私にとって重要なのは「ラフにどこまでこだわれるか」
ラフに納得いかないのに、そのまま色を塗ろうとするのは時間の無駄でしかない
ラフがどうしてもうまくいかないのなら、さっさと切り替えて別のものを描いた方がいい
どうすれば改善できるか、極限まで考え続けることは重要だけども。
