気まま記録

気合だけは、ある。

ゾッとする未来

少し前までは、一つの場所でじっと耐えて、自分が高い地位に着いてから改革すればいいと思っていた。
そうすれば、後の若い人たちが今の私のような思いをせずに済むと。


けどよく考えてみたら、そんな権力を得るまでにどれだけの時間を無駄にしなくてはいけないだろう。


もしかしら、権力を得た頃には、もう若いときの気持ちは忘れて、自分の既得権益を守るのに汲々としているかもしれない。


定年を迎えてから悠々自適に過ごそうと思っても、定年は今より大分延びているだろうし、定年してすぐ病気やケガで人生設計が大きく狂うかもしれない。


それなら、例えしばらく金銭的自由を制限されても、自分の本当の自由を勝ち取るために動くべきなのかもしれない。


思えば私も、なんだかんだ家族や他人の顔色ばかり見て人生を決めてきたように思う。
他人からみれば陳腐なようでも、他ならぬ自分のために一歩踏み出してみたい。