まず一番思うのは、
創作とは決して特別な才能をもった人だけがする特別な
ことではないということ
誰がやってもいいし、すごい作品を作っている人も
特別才能があるから作っているわけではない
表現したいことがあるなら、だれがやったっていいんだ
私は長いこと、その辺を勘違いしてた
一番ひどい勘違いは、才能がある人たちなら
たやすく何でも作り上げてしまうと思っていたことだ
いろんなメイキング動画とか、作品のプロットとかを
たくさん見て、やっとわかった
特別な才能なんかなくても、
本当に伝えたいことがあって、
それをどうしても見る人に伝えたいから
何度も何度も書き直して、推敲を重ねて、
それでようやく手元に届いたものを、私がさくっと見ている
に過ぎないんだって。
たぶんこの国でクリエイターの人たちの地位が低いのは、
●作品を生み出すような人たちは自分とはまるっきり別種の
人間だ
●自分が好きでやってることだから、きつくても賃金低くても
仕方がない
というような考え方が根底にあるからじゃないかな。
かつて私もそんな風に考えていたから。
創作の権利は誰にでも平等にあって、どんな作品でもきちんと
最後まで形になっていることがどれだけすごいことか
文章でも、音楽でも、絵でもいい。
どんな形でも、自分の内側のなにかを表現しよう、
だれかに伝えてみようという人が一人でも多くなれば、
もっと想像力豊かで、楽しい社会になるのかもしれない